I基地問題について
1 二―ル・アバクロンビー、ハワイ州知事は辺野古への海兵隊移転は不可能だと指摘し、海兵隊をハワイ州で受け入れる計画を発表しています。
普天間飛行場の県内移設に反対する名護市長として、この計画への賛同メーセージを送るお考えはありませんか。
また、県民の思いでもある「建白書」について、また名護市民の意思をアバクロンビー氏に直接会って説明するお考えはありませんか。
2 公有水面埋め立て申請が沖縄防衛局により提出されたことに対し、名護市議会では「辺野古公有水面埋め立て申請に抗議する意見書」を採択いたしました。今後、手続きの過程で、知事は名護市長に意見を求めます。市長は意見をより現状を反映するものにするために、辺野古周辺の基地被害の実態調査、特に学校等の聞き取り調査、名護市市民に対してのアンケート調査などの準備が可能であると思いますが、いかがお考えでしょうか。
3 環境アセスメント後も大浦湾を含む辺野古海域及び陸域で事後調査と称する環境調査が現在も行なわれています。地域住民から無駄な調査ではないかと疑問の声が上がっていますので以下について、資料を提供してください。
①事後調査は何年度から始まり何年度まで予定しているか、又その年度毎の予算額と調査の詳細な内容について
② 汀間漁港から多い日には10隻以上の漁船がチャーターされているが、漁船の一日のチャーター料及び人件費について。
又、漁船のチャーター料及び人件費は漁業組合に支払うのか,漁師個人に支払うのかについて。(一括して請負額に盛り込まれているのなら船のチャーター料と人件費の積算額をお示しください)
③ これまでの年度毎の漁師の延べ人数と船の数について。又今後の予定について。
④ これまでの調査で生物の新種や希少種の報告があったかについて。
⑤ 年度ごとの調査結果報告について。
⑥ 事後調査の結果はどのように反映されるのかについて。
II 一般廃棄物処理システムについて
一般廃棄物処理施設整備基本計画及び建設候補地選定についての答申が5月28日名護市長に提出されました。答申では建設候補地の選定について、6箇所から3箇所に絞り込んだとありますが、それぞれの候補地の地名を明らかにしてください。
ゴミ処理については絞り込まれた一地域だけで考えるのではなく、名護市民全体の問題として、市民へ答申の説明が必要かと思われますが、説明会の開催のお考えはありませんか。
答申ではバイオ液体燃料化技術の前段部分にあたる高温高圧処理や熱分解ガス化技術について調査検討し整理したとありますが、どのように整理したのか資料の提出をお願いします。また基本計画書について市民からパブリックコメントが提出されていますが件数と回答についてとどのように反映されたか資料をお願いします。
観光資源の利活用について
6月1日の毎日新聞の全国版一面に辺野古・大浦湾の自然を紹介する特集記事が掲載されました。これまでも国際的保護動物であり日本の天然記念物であるジュゴンが生息していることで注目を集めてきましたが、最近ではそれ以外にもアオサンゴやマングローブ林などが評価され、今回の掲載では「多種多様な生き物たちが生息するほかに類を見ない生命の豊かさを体験できる「力強い海」」として紹介されました。
全国紙がそこまで名護市の海を大きく取り扱うのは、名護の東海岸は唯一無二であり注目を集めている証拠です。名護市の商工観光課として、もっと大浦湾・辺野古を宣伝し、名護市の観光に活用していくことができると思いますが、どのような計画をお考えですか。
農産物6次産業化支援拠点施設について
1 この施設は、6次産業の拠点施設として農家のみなさんから大きな期待が寄せられています。施設がすべて完成した場合の波及効果はどのように試算していますか。
2 インキュベートA・B施設がフル回転するためには、どのような農産物が何トン必要と見込んでいますか。また何世帯の農家の協力が必要ですか。またどのようにその協力体制を図っていくお考えですか。
堆肥工場について
今後堆肥工場についてどのように整備を図って行くのかお聞かせください
地区からの要請について
名護市長に、年間、各地区からの陳情や要請が何件提出され、どのように処理されていますか。またどのような要請や陳情が多いですか
河川閉塞について
瀬嵩川では砂の堆積が年々増え、年に何回も河口閉塞が起こり、また砂の飛散に因る被害が増えています。台風時にはそれが床上浸水の要因にもなりました。
市はこれまで、砂の除去について北部土木事務所と調整を行なってきましたが、どのような進展がありましたか。
ふるさと納税について
現在までのふるさと納税基金の総額、項目ごとの金額をご提示ください。
またその使用計画についてもご説明ください。